「仮想通貨の自動損益計算」や「投資SNS」サービスを提供する株式会社クリプタクト(以下「クリプタクト」)は、株式会社DG Daiwa Ventures、ジャフコ グループ株式会社、株式会社ミンカブ・ジ・インフォノイド(以下「ミンカブ」)他を引受先とする第三者割当増資によって総額4億円の資金調達を実施し、ミンカブと双方の事業を発展させること、また新たなビジネスの構築を目的とした業務提携をいたしました。
■資金調達の目的
クリプタクトは、仮想通貨(暗号資産)の損益計算から資産管理、確定申告までサポートする国内ユーザー数No1のオンラインサービス、株式・為替・仮想通貨等あらゆる資産の投資アイデア(銘柄・選定理由)や情報を世界中の人とシェアできる投資×SNSサービス「アイデアブック」の投資支援プラットフォームの提供を行っています。
※アイデアブック:https://www.cryptact.com/service/ideabook/
今回の資金調達により、人材補強を行い、サーバーの拡充、投資関連情報の充実やミンカブとの業務提携によるシステム開発を行い、個人投資家や金融機関向けに対して利便性を高めたサービスの提供に努めてまいります。また、コンテンツ制作や金融機関と連携したマーケティング活動によりマーケットの拡大を図ります。
■ミンカブとの業務提携
ミンカブは、「みんなの株式」等、AIとクラウドインプットを活用した独自性の高い複数の投資家向け金融情報メディアを日本最大級の規模で展開しています。更に情報系Fintechソリューションベンダーとして、安定した技術力と豊富な検証データを背景に、様々な金融商品の分野において、金融機関向けに投資家に資するシステムの構築及び情報サービスの提供を行っています。
【提携内容】
クリプタクトが提供する投資支援プラットフォームとミンカブが保有するFintechソリューションを融合することで、既存事業領域の強化に加え、金融機関向け新事業領域への共同開発の検討を開始します。
1.個人投資家向けサービス連携
「アイデアブック」に、ミンカブが有するマーケットデータや独自コンテンツを搭載することで情報の網羅性を高めるとともに、ミンカブが運営する金融情報メディアとの連携により、幅広い個人投資家層への訴求及び、証券会社のインターネットチャネル向けサービスの展開を目指します。
2.金融機関向け新事業領域への共同開発検討
運用会社等(バイサイド)から証券会社(セルサイド)に支払われる手数料について、2018年から欧州連合で施行されたMiFID2は「取引執行費用」とレポート等の「株式調査費用」を分けて明示することを義務付けました。その結果、これまであまり価値算出されてこなかったレポートについても価値算出する必要が生じ、成果物に対する「定量評価」のニーズが高まっています。今後MiFID2と同様の規制が世界的に普及することも予想される中で、ミンカブとクリプタクトはこうした変化を受けたソリューションの共同開発の検討で合意しました。今後、クリプタクトの「アイデアブック」とミンカブのFintechソリューションを融合し、適切な「定量評価」とバイサイド・セルサイド間におけるクローズドな情報共有を実現するプラットフォームシステム等、金融機関を対象とした新事業領域向けサービスの共同開発の検討を開始いたします。
(後略)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000017.000031324.html
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