■未来貯金、総額2億円の資金調達を実施 ~確定拠出年金(DC)マーケット事業を加速〜
未来貯金株式会社(所在地:東京都港区、代表取締役:板山 康男、以下 未来貯金)は、株式会社ミンカブ・ジ・インフォノイド(以下「ミンカブ」という。)および、SBIインベストメント株式会社が運営するファンドであるSBI4&5投資事業有限責任組合(以下「SBI」という。)を引受先とする第三者割当増資により総額2億円の資金調達を実施したことをお知らせ致します。
このたびの調達により、創業時からの累計調達額は約6.8億円となります。
また、ミンカブとは資産形成層向けサービスの拡充で連携することを目的に、包括的な業務提携についても合意をしております。
(中略)
■ 調達の目的と今後の注力分野
未来貯金は、企業型確定拠出年金向けのアプリケーションサービス「みらいナビ」を提供しております。既にOEM供給も含め18万人のユーザーにご利用いただいております。
今回調達した資金は、経営人材を含めた人材採用、アプリ・システム開発費およびサービス開発費ならびにマーケティング・営業促進費などに活用いたします。それを通じ、「みらいナビ」機能の一層の強化、情報提供サービスのみならず加入者の意識変革・事業主の業務効率化に繋がるサービスの開発にも取り組んで参ります。
また、ミンカブとの業務提携においては、ミンカブの開発リソースや個人投資家向けサービスナレッジを活かした共同アプリケーション開発、ミンカブメディアを活用した当社サービスのプロモーション等を行って参ります。
■ 引受先からのコメント
・株式会社ミンカブ・ジ・インフォノイド 取締役 伴 将行 氏
国策でもある「貯蓄から資産形成へ」が進む中で、金融・経済情報のニーズは多様化しながら拡大することが予想されます。その中で、当社は「情報の価値を具現化する仕組みの提供」を企業理念として掲げ、一貫して、情報に拘って事業を展開しております。未来貯金が展開する確定拠出年金加入者向けサービスは、当社が今後展開していく資産形成層向けサービス提供とも非常に親和性が高く、また、両社シナジーにより未来貯金の事業発展に寄与するものと考え、この度の資本業務提携を実施させて頂く事となりました。両社の事業シナジーを通じて、より豊かな社会の実現に向けて貢献し続けたいと考えています。
・SBIインベストメント株式会社 投資部 部長 田中 正人 氏
働き方の多様化や退職金・年金制度を巡る環境が大幅に変化している中、個人が企業や国に依存するのではなく自らが主体となって老後の資産を形成していく必要性が高まっています。このような市場背景もあり、今後も確定拠出型年金関連の事業は拡大を見込んでいます。また、未来貯金社が提供するサービスは確定拠出型年金の利用拡大や利便性向上に寄与するサービスであり、様々な金融機関との連携を通じて力強く成長しております。将来的には確定拠出型年金事業のプラットフォームになる可能性があると考え出資をさせて頂きました。今後はSBIグループ全体で事業推進のお手伝いをさせて頂きたいと考えております。
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